整備初心者でもできる!バイクのチェーンメンテナンス【MT-07】

バイクのチェーンメンテナンスメンテナンス

バイクの整備を自分でやるのは不安がありますよね。

特に初心者なら。

でもバイクが好きだからこそ自分で何かしたいって思うんですよねー。

自分のバイクに愛着を持つのはとてもいいことです。

今回は初心者でも簡単に自分でできるメンテナンスの中から、『チェーンメンテナンス』を説明しようと思います!

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バイクのチェーンの役割とは?

エンジンによる動力を後輪に伝達する役割をもちます。

これがないとバイクは動きません。

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なぜメンテナンスが必要なの?

チェーンの材質は基本、『鉄』で出来ています。

油切れを起こすとすぐに錆びてしまいます。

動きが悪いくらいならまだいいですが、最悪外れたり、切れたりしたら事故の可能性もあります。

定期的にチェックは行いましょう。

気をつけなくてはいけないコト①

バイクの保管場所、保管方法によってチェーンの寿命も変わってきます。

ガレージなどの屋根がある場所に保管されているバイクはよいですが、野外に駐輪されているバイクの場合、カバーは最低限かけるようにしましょう。

雨ざらしはもっての他です。

気をつけなくてはいけないコト②

雨の日にバイクで走るとチェーンについているグリスが流れてしまいます。

チェーンは鉄で出来ています。

水分がついたままにしておくと錆びてしまいます。

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チェーンメンテナンスの頻度は?

チェーンメンテナンスが大事なのは分かったけど、どのタイミングでやるの?

どのくらいの頻度でやるのがいいの?

そんな方も多いと思います。

一般的には500㎞~1000㎞走行ごとにやるのがいいとされています。

ただし雨天の走行後や、高速道を使用したツーリングなどの後はできるだけ早く行った方がよいです。

やはり保管状況が悪かったり、チェーンに負担がかかる走行をしたときなどはメンテナンスサイクルも短くなります。

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チェーンのメンテナンスに必要なもの

チェーンクリーナー

チェーンの汚れを落とすのに必要な洗剤です。

チェーン専用品ですので、汚れが面白いように落ちていきます。

専用品以外を使うのは逆にチェーンの寿命を縮めたり、壊したりする可能性があるのでオススメしません。

チェーンオイル(チェーンルブ)

チェーンに潤滑性、耐摩耗性、耐水性、耐熱性を与えるオイルです。

商品によってチェーンオイルとか、チェーンルブと呼ばれますがどちらも同じものという認識で大丈夫です。

クリーナーと同じくチェーン専用品です。

潤滑と防錆だけなら556とかでも出来ますが、チェーンはすごく回転する部品ですので、すぐに油分がなくなってしまいます。

走り方にもよりますが、専用品なら油分が長持ちするのでケチらずに使用してくださいね。

チェーンブラシ

チェーンの汚れはけっこう頑固です。

チェーンクリーナーを吹き付けただけでは落ちきれません。

そんなときこのブラシがあれば隅々まできれいにできます。

そんなに高いものでもないので一本買っておくと便利です。

お金をかけないなら歯ブラシの使い古しでもある程度はきれいにできます。

メンテナンススタンド

チェーンは長いので掃除するには後輪タイヤを回転させる必要があります。

センタースタンドがあるバイクは必要ありませんが、ほとんどのバイクには付いていないと思います。

そんなときメンテナンススタンドがあれば楽に後輪を回転させることができるため便利です。

車種によっては合わないものもあるので、買うときは自分の車種に使えるか確認してください。

ウエス(いらない布など)

チェーンを掃除すると想像よりも汚れが地面に落ちます。

地面や車体に汚れが着かないようにウエスがあると便利です。

こちらは家にある着古したTシャツなどで代用できます。

ポイントはできるだけ白っぽいものを選ぶこと。

黒っぽいウエスだと汚れが落ちているか分かりづらいからです。

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チェーンのメンテナンス方法

一般的なチェーンメンテナンスの簡単な手順を説明します。

① 水でかるく汚れをとる

水でかるく流しながらチェーンとスプロケットの汚れを簡単にでいいので掃除しましょう。

ここでは表面についた土や泥を落とすだけですので、そこまで念入りに行わなくても大丈夫です。

② チェーンクリーナーを吹き付ける

チェーンクリーナーを吹き付ける

チェーンクリーナーをチェーン、スプロケットに吹き付けましょう。

面白いように汚れが落ちていきます。

③ ブラシでゴシゴシする

ブラシでこする

チェーンクリーナーを吹き付けた箇所をブラシでこすります。

チェーンがきれいになるのが分かると思います。

筆者はこの作業が大好きなので、ついつい時間がかかってしまいます。

ピカピカになると気持ちいいですよね。

チェーン全体がきれいになるように、チェーンクリーナーとブラシで掃除しましょう。

④ ウエスで水分をきれいに拭き取る

ウエスで水分を拭き取る

汚れが落ちたらウエスで水分をきれにに拭き取りましょう。

水分が着いたままだと、オイルが弾かれてしまいます。

丁寧に拭き取ってくださいね。

⑤ オイルを注油する

オイルを注油する

チェーンにオイルを注油していきます。

チェーン全体にオイルを注油していくので、後輪を回転させなくてはなりません。

チェーンの内側と外側の両方に注油するのを忘れないでくださいね。

またオイルを着けすぎると走行時にホイールなどに飛び散って汚す恐れがあるので、着けすぎた場合はウエスでかるく拭き取っておくことをオススメします。

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絶対にやってはいけないコト!

整備初心者におすすめのチェーンメンテナンスですが、絶対にやってはいけないコトがあります。

それは

エンジンをかけたままチェーンメンテナンスをしないコト!

後輪をまわすのが楽だからと、アクセルをふかしてギアを入れてなんてもっての他です。

チェーンに指を巻き込まれて大怪我をしてしまいます。

絶対にやめてください。

個人的には鍵を挿しておくことさえ止めた方がいいと思っています。

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まとめ

バイクのチェーンメンテナンスについて、説明させていただきましたが、どうでしょうか?

そんなに難しい整備ではありませんので、ぜひ一度はやってみてもらいたいです。

筆者のように、案外癖になるかもしれませんよ。

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