こんちにはー、やんまーです。
東北に住んでいて、車を持っていると必須作業となる、【冬タイヤへの交換】時期になりました。
※初期のモデルです。
今回はNBOXの夏タイヤから、冬タイヤへの交換作業の流れを記事にしてみたいと思います。
NBOXに乗っている人はもちろん、違う車に乗っている人も作業自体はそんなに変わらないので参考になるのではないかと思います。
今回はこのタイヤにしましたよ!
自分でできるようになると車に愛着もわくし、お金の節約にもなります。
でも無理はしちゃダメ!
【タイヤ交換】に必要な道具
ちなみにNBOXの車載工具はこれ
ちょっと見づらいけどパンク修理剤も入ってたよ
スペアタイヤは積んでないんだ…
自分の車にあったサイズのレンチ(NBOXは19インチ)
車載工具に必ず入っていますね。
L型のボックスレンチといいます。
気をつけなくてはならないこととしては、レンチのサイズですね。
サイズが合わないレンチを使うと、最悪ナットがなめてしまいます。
また、柄の短いレンチだと力が加えにくく大変です。
ジャッキ(車体を持ち上げる道具)
これも車載工具に入っています。
パンタグラフジャッキという工具です。
おそらく、教習所で練習があったとは思うので使い方はあるていどは分かるとは思いますが、これ非常に車体をあげるまでに体力を使います。
これ何かよく分かんない…
緊急時はしょうがないので使いますが、それ以外は別に油圧ジャッキを用意した方がいいと思います。
※やんまーもホームセンターの安物の油圧ジャッキを使っています。たしか3千円くらいで買えたはず?
トルクレンチレンチ(NBOXは108N・m)
ナットを規定のトルク(力)で締めるために必要な工具です。
規定トルクは車によって決まっているので、説明書やディーラーHPなどで調べてみてください。
トルクレンチには大きく分けて2種類あり、ひとつは『シグナル式』という、昔からあるもの。
トルク値を設定しておくと、締め付けたときに値に達した時、「カチッ」といる音と感触が伝わるのが特徴です。
上の画像は『シグナル式』だねー。
もうひとつは『直読式』です。
一般的なのは、液晶画面にデジタルで現在のトルク値が表示されるタイプです。
こちらは今のトルク値を見ながら作業できるので、むずかしくなくて初心者にもおすすめです。
こちらもあらかじめトルク値を設定しておけば、音や光で知らせてくれますよ。
トルクレンチの注意点としては、締める作業にだけ使うということです。
緩める作業にも使ってしまうとトルクレンチが歪んでしまうおそれもあり、そうなってしまった場合、正確なトルク値が分からなくなってしまします。
【タイヤ交換】の前に確認すること
交換するタイヤに問題がないか確認しましょう。
タイヤ溝はちゃんとあるか
異物などが刺さっていないか
ヒビ割れ、亀裂はないか
空気圧は規定の圧力あるか
などなど…
せっかく交換しても、またやり直しにならないように事前にチェックすることが大事です。
【タイヤ交換】作業
※作業中にタイヤが回らないようにします。
タイヤが回る状態だとナットが緩められないもんね。
ジャッキを車体のジャッキアップポイントに当てます
きちんとポイントにジャッキがかかっていれば、ほんの少しだけ車体を持ち上げます。
完全に車体を浮かせてしまうと、タイヤが回ってしまい、ナットが外せなくなってしまいます。
ナットを緩めます
こうすることでボルトにかかる負荷を減らすことができます。
引き続き、この順序でナットを緩めましょう。
ジャッキアップします
タイヤが完全に上がるくらいジャッキアップします。
上げすぎると安定感が無くなりますし、ちょっとしか上げないと交換するタイヤが入らないこともあります。
適度に上げましょう。
ナットを外し、タイヤを外します
ナットは先程緩めてあるので軽い力でも回るはずです。
全部外しましょう。
タイヤが外れるようになったので、そのまま水平に引き出します。
交換するタイヤを取り付けます
外した時の逆に水平にボルトに取り付けます。
全てのナットを手で締められる力で締め込みます。
その後ボックスレンチで仮締めします。
あくまで仮締めだからね。
ジャッキを下げてタイヤを完全に地面に下ろします
ジャッキを下げていき、タイヤが地面に着いたらジャッキを外します。
ナットを本締めします
ナットの本締めも対角線になるような順番で締め付けていきます。
これをやるとボルトやナットを壊したり、逆に緩みやすくなったりしますのでやっちゃダメですよ!
これを他のタイヤでも行い、タイヤ交換完了となります!
おつかれ~
【タイヤ交換】さいごに
どうでしたか?
自分でもできそうでしょうか?
けっこう大変…って思った方も多いんじゃないでしょうか?
実際、やんまーも慣れないうちは大変でした。
タイヤ交換の時期にディーラーやガソリンスタンドが混んでいる理由が分かりましたね。
最後に自分でタイヤ交換をやることのメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
デメリット
タイヤ交換くらいはチャレンジしてみるのもいいとは思いますが、中途半端な知識で行うと大きなトラブルや事故につながる可能性もあります。
多少お金がかかっても安全と時間を買うと思えば安いかもしれませんね。
私もお金に余裕があるときは車屋さんや用品店に頼みたいと思います。
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